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博士後期課程進学の勧め
(入学希望者および博士前期課程在籍学生へ):
やる気のある人は是非後期課程進学を考えてください。大学に残って研究を続けたい人はもちろんですが,企業に就職希望の人も,
研究・開発を続けていきたい場合には,後期課程に進学して博士の学位を取ることは極めて有効です。
修士修了で就職した場合,競争の激化した昨今の企業の状況では,
一社員として体系的技術を取得することはかなり困難です。
(つまり,大きな開発プロジェクトのほんの一部の仕事のみをやるだけで,全体を経験できないことが多いでしょう)。
博士後期課程まで進学した場合,前期(修士)課程と併せて5年間の教育・研究期間がありますから,
体系的技術の習得が可能です。
ただ,そうは言っても,従来型の教育法では,一つの専門を深く掘り下げるだけで,
常識のない「研究バカ」になってしまう可能性があります。
(『博士』に対する,世間の悪いイメージはこれでしょう)。
このような弊害を避けるため,本専攻の学生は,企業経営論・社会技術論などの共通科目により社会常識を身につけるとともに,
大学院GPの支援の下,『出稽古』修行により,幅広い見識と体系的な技術を身につけます。
そのような学生は,極めて貴重な人材として社会に受け入れられることは間違いありません。
本研究科で博士後期課程の定員が他大学・他研究科に比べて格段に多いのは,
一昔前の博士課程と異なり,大学教員養成だけを目的とせず, 一般企業でも活躍できる高級技術者・研究者の育成を目的としているからです。
そのため,各研究室では,正規課程期間内での博士号取得を目指して,きめの細かな指導を心がけています。
(その人の能力によっては,短縮修了も可能です)。
短期的には後期課程に在籍する期間,収入がないというデメリットがありますが(*),
就職後はほぼ確実に研究・開発部門に配属され,自分の専門を生かした仕事に就けます。
(逆に,修士修了でも研究開発関係に就けることはありますが,自分の希望が叶うとは限りません。もちろん,これは専門性にも依ります)。
(* ただし,後期課程では希望すればほぼ確実に奨学金が支給されます。
さらに,本学では,2006年度から,後期課程学生のほぼ全員に授業料相当分の研究アシスタント費が支払われており,実質授業料が無料となっています。
ただ,この制度は暫定的ですので,入学時に確認が必要です)。
好況時で就職状況が良いと安易に就職を考えますが,そういう時ほど,多くの人間が同期として入社するわけですから,
それだけ社内での競争も激化します。そのときに,博士号は強力な付加価値になります。
実際,大手企業では修士修了者と博士修了者はキャリアパスが異なるのが普通です。
(博士号取得者は入社後かなり早い時期に研究・開発リーダになることが多いようです。)